アレルギー検査

当院におけるアレルギー検査

20分で8種のアレルゲンが特定できます

眼科領域のアレルギー症状としては、目のかゆみとして現れるアレルギー性結膜炎がありますが、アレルギーは花粉症による鼻水、くしゃみなど、様々な症状となって現れてきます。
当院では、20分で結果がわかるアレルギー検査を導入しています。アレルギー性結膜炎、花粉症(アレルギー性鼻炎)の主な原因となる8項目のアレルゲン(アレルギーの原因物質)に対する反応が一度に目で見てわかる検査です。
アレルゲンには、花粉症の原因としてよく知られたスギ以外にも、特定の時期に飛ぶ花粉や、一年を通じて家の中にあるダニ、ペット、昆虫などのアレルゲンがあります。
アレルギー治療の際は、まずアレルゲンを特定して、適切な対策を行うことをおすすめいたします。

アレルギー検査で特定できるアレルゲン

花粉系
スギ
ヨモギ
カモガヤ
ブタクサ
ハウスダスト系
ヤケヒョウヒダニ
ゴキブリ
イヌ
ネコ

アレルギー検査の必要性について

症状の原因を知ることで、対策を検討することができます

目のかゆみやせき、鼻水、くしゃみの原因は、アレルギーかもしれません。アレルギー症状を軽くするにはお薬を飲むほかに、原因物質を取り除く方法があります。
ヤケヒョウヒダニなどのハウスダストが原因であれば、ご自宅の衛生環境に問題があり、掃除を小まめにすることなどで症状が和らぐ可能性があります。まずは症状の原因を知り、薬以外で対策できることがないかを考えてみましょう。

検査の方法

注射は使いません。

検査の方法は、指先から血液を採取するだけです。その後、結果が出るまで20分お待ちください。結果を確認しながら、症状を改善させる方法を考えていきましょう。

花粉症

日本人の5人に1人が花粉症

日本における花粉症患者の数は増加の一途をたどっており、今や5人に1人が花粉症と言われます。まさに“国民病”の観さえ呈しています。

原因は食生活や住環境の変化により、アレルギー体質の人が増加していることや、大気汚染(ディーゼルエンジンの排気ガス)など、様々な要因が考えられています。しかし、基本的には戦後植林したスギ林の樹齢が30年を超えて花粉の量が著しく多くなっていることが大きな原因とみられています。

花粉が原因のアレルギー性鼻炎

花粉症とは、アレルギー性鼻炎の一種で、特に植物の花粉が原因となって、目のかゆみ・異物感・充血、涙、立て続けのくしゃみ、鼻水、鼻づまり、などの症状を引き起こします。

スギやヒノキの花粉がよく知られていますが、これら以外にもアレルギーを引き起こす植物には、カモガヤ、イネ、ブタクサ、ヨモギほか、たくさんの種類があります。

初期療法について

花粉が飛び始める時期は、毎年だいたい一定しているので、その季節に先がけて、症状が出る前に抗アレルギー薬の飲み薬を服用したり、点眼薬や点鼻薬を使用したりすることで症状がコントロールしやすくなり、強い薬を使わずに済むことがあります。これを花粉症の初期療法と言います。

花粉症の治療法

花粉症には、主に以下のような治療が行われます。

抗アレルギー点眼薬

アレルギー反応は、その原因である様々な抗原が、マスト細胞という細胞からヒスタミンなどを放出することで起こります。抗アレルギー剤は、このマスト細胞が物質を出さないように抑制する薬です。そのため、アレルギー症状が始まる前から使うと、さらに効果的です。

抗ヒスタミン点眼薬
出てしまったかゆみの原因物質(ヒスタミン)を抑制し、症状を緩和するための薬です。
シーズンに突入し、抗アレルギー点眼薬では十分に症状を抑えられないような場合は、抗ヒスタミン点眼薬を適宜使用していきます。
内服薬

鼻の症状には、抗アレルギー薬の内服薬も効果的で、症状が出る前に使うと、予防効果もあります。

セルフケア

花粉が多く飛散している日には外出を避ける、ゴーグルやマスクで防ぐといった対処も効果的です。また、シーズン中は酒量を控えるなどの体調管理にも気を配ることが大切です。

アレルギー性結膜炎

結膜に炎症を起こすアレルギー性の疾患

アレルギー性結膜炎とは、目に侵入したアレルギーの原因となる異物(花粉など)が結膜という粘膜に付き、免疫システムが異常な反応を起こして炎症を招いて痒みや異物感、充血などを生じさせる疾患です。

人間の体は、もともと花粉のような物質を異物としては認識せず、したがって通常はこうした抗原抗体反応は起こらないのですが、体質的にアレルギーの方ですと異物を排除しようとして、先のような症状が現れてしまうのです。

主なアレルゲンには次のようなものがあります。
花粉(スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなど)
ハウスダスト(チリ、ホコリ)、ダニ、カビ 
動物の抜け毛、フケ 
コンタクトレンズに付着した汚れ

アレルギー性結膜炎の種類

アレルギー性結膜炎には、主に以下の4種類があります。

季節性アレルギー性結膜炎

花粉などが原因となり、特定の季節にのみ症状が現れるタイプ。

通年性アレルギー性結膜炎
ハウスダストやダニ、カビ、動物の抜け毛、フケなどが原因となり、季節にかかわらず起こるタイプ。
春季カタル

重症のアレルギー性結膜炎で、特に男子小学生に多く見られ、激しい目のかゆみや白い糸状の目ヤニがたくさん出るタイプ。

巨大乳頭結膜炎

主にコンタクトレンズの汚れが原因となり、上まぶたの裏側(結膜)にブツブツができるタイプ。コンタクトレンズの洗浄と消毒を行い、常に清潔なコンタクトレンズを使用することが大切です。コンタクトレンズ自体の変更が必要になるケースもあります。

アレルギー性結膜炎の症状
目のかゆみ
目の充血
目のむくみ
目の異物感
水状の目ヤニが出る
涙が出る
まぶたの腫れ
まぶたの裏にブツブツができる

アレルギー性結膜炎の検査

通常は特に検査を行わず、症状から診断しますが、結膜の粘液成分や血液を調べてアレルギーの有無を検査することもあります。

アレルギー性結膜炎の治療法

アレルギー性結膜炎の治療の基本は、薬物療法です。薬物療法の目的は、日常生活に支障が出ないように、かゆみの症状を軽くすることです。
薬物としては、主に抗アレルギー点眼薬(抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエータ遊離抑制薬)が用いられます。重症のケースでは、ステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬などを使用する場合があります。
アレルギー性結膜炎のなかでも、症状の出やすい時期が予測できる花粉などが原因となる場合には、症状が出る前の、花粉飛散時期の約2週間前から、または症状が少しでも現れたら、抗アレルギー点眼薬による治療を始めます。そうすると、花粉飛散ピーク時の症状が軽くなります。毎年、花粉によるアレルギー性結膜炎に悩まされている方は、症状が現れる前に眼科を受診されるよう、お勧めいたします。
なお、抗アレルギー点眼薬は比較的副作用が少ない薬ですので、使用中は勝手に中断することなく、眼科医の指示に従ってください。

アレルギー性結膜炎の対策のポイント

アレルギー性結膜炎の対策のポイントは、日常生活でできるだけアレルゲンを避けるようにすることです(抗原回避)。
以下のような対策が効果的です。

花粉対策
外出時はメガネ、マスク、帽子を着用する
帰宅時は衣類や髪に付着した花粉を払い落とす
帰宅後は手洗い、うがい、洗顔を心がける
洗濯物、ふとんは花粉を払ってから取り込む
ハウスダスト対策
こまめな掃除を心がける
ホコリが溜まりやすい場所は、雑巾などで水拭きする
畳や絨毯はダニが繁殖しやすいため、フローリングに変える
ふとんは天日干しにする
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